![パファー・ジャケットを着たアーティスト「グリム・シッカーズ」。](https://images.ctfassets.net/javen7msabdh/5SjcGNybCCa0GEf4q42vdz/7430224790515e1e22e92e337a925b73/grim-sickers-desktop-01.jpeg)
ヒット・レコードとソールドアウトのライヴで構成された印象的なラップ・シートで、グリム・シッカーズほど批評家から高く評価されている名前はUK音楽界にはほとんどない。もちろん、一夜にして成功したわけではなく、2006年にライブ・デビューを飾った彼がメインストリームで認知されるようになったのは、2017年のブレイクスルー曲「Kane」以降だ。
この曲でグリム・シッカーズは、UKで最も偉大なグライムMCの1人としての地位を固めたが、彼はグライムのルーツに二の足を踏むのではなく、より幅広い音楽のテイストを反映した、ジャンルを超えた全く新しいサウンドに集中するという大胆な決断を下した。2019年リリースのアルバム『Icons Only』には、彼にスポットライトを当てるきっかけとなったヘビーなグライム・アンセムと、エモ・ラップやその周辺ジャンルへの情熱を凝縮したゆったりとしたフローが収められている。
グラストンベリー、ブームタウン、パークライクなど世界最大のステージで彼のサウンドを披露し、ザ・ストリーツとの連続ツアーで、グリム・シッカーズのムーブメントは今や世界的なものとなっている。
![アーティスト「グリム・シッカーズ」の写真撮影。](https:////images.ctfassets.net/javen7msabdh/4KbtVzgiiFmJ8wxbNVIqUn/3b051354dfebf6bc7b1bfdcd452b7a10/grim-sickers-desktop-02.jpeg)